企業理念・ビジョン



企業理念|人とシステムをつくる会社


人をつくる

一般的に企業が「人をつくる」というと「社員を育てる」と捉えられがちですが、この理念には「社外へもデジタル技術を伝え、世の中のデジタル人材を増やす」という意味も込められています。代表的なサービスが「BFT 道場」です。ここでは主にシステムを発注される方に向けてシステムの基礎講座を開催しています。

IT 業界には、発注者と受注者の間に情報量のアンバランスが存在します。システム発注者は適切なシステム構成や技術について情報が少なく、受注する SI 企業が提案するプランをそのまま受け入れてしまうケースが多々あります。本来のシステム構築はお客様にとって最適な予算で最適な内容が提供されるべきであり、私たちもその良きサポーターであるべきです。 このアンバランスを正すため私たちは技術力を磨くだけでなく、社会に向けてデジタル技術やシステムづくりのノウハウを伝えていく必要があります。

現場発信で鮮度の高い情報を伝えられれば、発注側も最新技術や業界の動向について学べます。また、教える立場になるエンジニアにとってもスキルや知識を第三者へ伝える創意工夫の機会を得て、能力をさらにアップできます。外部へ向けた発信は将来に向けたリテラシーの共有であると同時に、お客様と私たちの双方にとってメリットの多い活動でもあるのです。


「システムをつくる」 仕事はもっと面白い

SI 技術を中心とした「システムをつくる」は事業の大きな柱であり、エンジニアが自己表現できる場です。
システムをつくりたいお客様には、必ず基となる「こんな風に変えたい」「社会に向けてこう打ち出したい」という思いがあります。お客様のニーズを深く聞き、なぜ必要に迫られているのかを想像し、お客様の期待を超えるシステムを提案するのは、非常にクリエイティブな仕事です。

これはプロジェクト全体だけでなく、エンジニア個々のタスクでも、営業のポジションでも、ニーズに照らし何が最適か考え提案することができます。高度な課題を見つけその解決にチャレンジする。まだ誰もやっていなかった方式を実現する。新しい方式を取り入れ てシンプルにする。

技術による変化を想像し自由な設計思想でシステムをつくる、「システムをつくる」には多くの面白さが詰まっています。



ビジョン|デジタル技術で感動の連鎖を生む



私たちはデジタル技術によってシステムを構築し、社会に貢献していく企業です。また経験や実績から得たナレッジを伝え、デジタル技術を理解し活用できる人材を育てるのも大事な使命です。どちらにも共通しているのは「自分だけの能力を高めるだけでなく、得られた成果をもっと多くの人に伝えていく」という考え方です。伝えた人々が社会をさらに良くしていくこと、私たちの提供したサービス以上に「感動」が遠くへ広がっていくこと、この「連鎖」が私たちの理想とする形です。

そのために私たちはシステムに携わる方々との接点を大切にしています。システムつくりはその完成がゴールではありません。プロフェッショナルの立場からシステム化の本質的なニーズをつかみ、求められる方式や手段をお客様にわかりやすい言葉で説明するなど、そのプロセスが大切です。このようなシステムづくりを通して、私たちはその先にあるお客様のビジネスにつながり、さらにそれをより良い未来につなげていきます。

システムを利用する人々のリテラシーやシステムによってサービスを提供する会社のリテラシーが上がれば、より高度なシステム構築ができます。同時にシステムをつくる私たちに要求される技術力や対応力も高まりますが、それは負荷ではなく成長に必要な課題です。私たちは2002年に創業した当初からこの課題に一貫して取り組んでいます。