今年も千代田区の中学生に向けて3日間の職場体験を実施しました

BFTでは、2025年11月26日(水)より3日間、千代田区の中学校に通う生徒3名を迎え、職場体験プログラムを実施いたしました。
昨年に続き2度目となる今回も、IT業界で働く社員との交流や実際の業務体験を通じて、将来のキャリア選択に役立つ学びを得ていただくことを目的としています。

この記事では、その体験内容と当日の様子をご紹介します。

職場体験プログラムの内容

今回は、BFTを代表して3つの部門がプログラムを担当しました。

広報の仕事を学び、ミニ記事を作成(コーポレート本部)

広報の役割についてクイズを交えながら学んだあと、BFTの魅力を求職者に伝えるミニ記事作成に挑戦していただきました。実際に若手エンジニアへインタビューを行い、BFTで働く楽しさや職場の雰囲気を、読み手にわかりやすく伝える記事に仕上げるプロセスを体験していただきました。文章で表現する難しさと面白さを感じていただけたのではないでしょうか。

生徒のみなさんからは、
「IT企業にはITに関わる仕事しかないと思っていたが、広報など多様な仕事があると知り驚いた」
という声も寄せられ、企業を支える仕事の幅の広さを知っていただく機会となりました。

研修開発の仕事を体験(デジタルソリューション&エデュケーション事業部)

デジタルソリューション&エデュケーション事業部では、弊社が展開する教育サービス「BFT道場」を題材に、生成AI活用研修のヒアリング・設計・実施までの一連の流れを体験していただきました。
お客様役の社員にヒアリングを行い、そこからニーズに応じた研修のテーマや内容を組み立て、最終的にはミニ研修として講義をするという、実務さながらのプロセスに挑戦していただきました。

限られた時間の中でも、生徒のみなさんが真剣に意見を出し合いながら取り組む姿が印象的でした。

データセンター見学とセキュリティに関する講義(技術本部)

技術本部では、最新のITセキュリティやサイバー攻撃の脅威についての講義に加え、身近なセキュリティリスクをテーマにしたディスカッションを実施しました。

プログラムの最後にはデータセンターを見学し、実際の設備や運用体制について学んでいただきました。

普段立ち入ることのできない現場ということもあり、
「とても貴重な体験だった」「実際の現場を見られて楽しかった」
といった感想をいただきました。

データセンターは見学経験がないBFT社員も多く、生徒のみなさんにとっても印象深い体験になったようです。

3日間の学びをまとめた最終プレゼン

最終日には、3日間の体験を振り返り、来年の職場体験をより良くするためのアイデアを提案するプレゼンテーションを行いました。各部門の体験で印象に残ったエピソードや、「こんな工夫があるともっと有意義な体験になるはず」といった視点を盛り込み、社員の前でも堂々と発表していただきました。

プレゼンのあとには社員からフィードバックを行い、生徒のみなさんの柔軟な発想や表現力に、参加した社員たちも多くの刺激を受けました。

未来のキャリアを後押しする取り組みとして

BFTでは今後も、地域や教育機関と連携しながら、若い世代が社会や仕事に触れられる機会を提供していきたいと考えています。今回の職場体験が、生徒のみなさんの進路選択や将来のキャリアを考えるきっかけとなれば幸いです。

3日間、最後までしっかり取り組んでくださった生徒のみなさん、本当にありがとうございました!


文・写真 鎌田